プロトコルとは?

 インターネットなどのネットワークが動作する仕組みを説明するときに、プロトコルという言葉を頻繁に使います。このコラムの中でも何気なく何度も使っています。

 

 まずは、このプロトコルという単語の意味を理解しておかないと、ネットワークや情報セキュリティに関して色々と理解が進まないと思います。このコラムの中でもたまに使っているので、前にも似た内容のことを書いたことがありますが、もう一度プロトコルという単語の意味について書いておきます。

 

 

 プロトコルというのは日本語では「規定」というような意味になります。

 はがきを送るとき、所定の位置に相手の郵便番号を書いて、右から順に住所、マンション名と部屋番号、名前を書くと思います。そして、小さな枠に自分の郵便番号、その上に自分の住所、マンション名と部屋番号、名前を書きます。はがきはこう書きなさいと規定されているから、その通りに書けば(書いてる内容に間違いがなければ)相手に届きます。はがきはアナログなので多少おかしな位置に書いてあっても届けてもらえますが、コンピュータ同士が通信するときにはそうはいきません。厳密に決められた順番で決められた情報を送る必要があります。その順番とか情報の種類とかを決めるのがプロトコルです。

 

 例えば、身近なプロトコルであるHTTP(WebブラウザでWebサーバへアクセスする際に使用するプロトコル)では、まずWebブラウザ側からWebサーバへHTTPリクエストを送ることから通信がスタートするということが規定されています。

 そのHTTPリクエストの先頭にはリクエスト行をもってくるようにしなければなりません。そのリクエスト行に、送ってほしいデータが何であるかを記しておきます。

 このルールを守ってリクエストを送ることで、Webサーバ側はリクエストの意味を理解することができ、要求されたデータを送り返すことができます。

 

 他のプロトコルも同じように、用途によってどのような内容のデータをどんな方法でやり取りするのかが定められています。

 

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